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医療法人社団誠馨会
千葉中央メディカルセンター

〒264-0017
千葉市若葉区加曽利町1835-1
TEL:043-232-3691
受付時間
午前8時15分〜

※来院前に必ず各科の診療時間をご確認ください。

看護師の一日の様子などもご案内

http://www.ccmc.seikei-kai.or.jp/

  • 当院は2012年10月に日本医療機能評価機構ver.6.0による認定更新をしました。

メディカルEYE

2011年07月01日発行
脳神経外科 医長 荷堂 謙
M-eye No.18 切らずに治す頸動脈ステント治療

1. 頸動脈狭窄症とは

脳へ血液を送る主な血管である頚動脈が動脈硬化症などから狭くなり、脳梗塞の原因となるものです。症状としては半身まひや片側の視覚異常などを認めることがあります。

2. 治療法について
狭窄が強くなるとお薬での治療だけでは不充分で外科的治療を行うことが望ましいと考えられています。外科的治療(血行再建)には、狭窄部を切開し、掃除して拡げる「内膜剥離術」や「血管吻合術(バイパス)」といった直達切開手術と、血管内治療である「ステント治療」があります。基本的に直達切開手術が困難な場合に、血管内治療を行います。

3. ステント治療とは?

「ステント治療」では血管の内腔から狭窄部に金属のメッシュで出来た円筒状の内張(ステント)を入れて狭い血管を拡げます。本治療は既に心臓や手脚の血管では広く行われていましたが、ここ数年、脳神経系の血管にも用いられ、2008年4月より保険適応となりました。基本的には局所麻酔(病状によっては全身麻酔)で行われ、切らずに治療できることが利点のひとつと言えます。当院でも直達切開手術が困難な場合、このステント治療を行っております。

  
  
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もっと呼吸機能検査に関心を!
2011年07月01日発行
臨床検査課 生理機能検査室 

呼吸機能検査と聞いてすぐ思い浮かべるのは口にマウスピースを咥えて必死になって息を大きく吐いたり吸ったりしている姿でしょう。ただ、広く知られていながら肺機能検査は好きではないという方は多いようです。
検査を受けた経験のある方々からは、「あの検査はきつい。検査技師に色々指示されて、上手くできないと何回もやり直しさせられるんだよ。」という検査の方法についてのご意見も少なからず頂きます。

しかしそれよりも、この検査で何が分かのるか、今一つ理解できないのも不満に感じる原因ではないでしょうか。
”人間ドックの項目に入ってるから受けるけど肺の事調べてるんだろうな”くらいしか分からないと関心も持てませんね。
ですから、検査によって見つけられる異常が何かが分かると、嫌な検査にもきっと興味が持てるはずです。

一般的な肺機能検査で測定できる値の中で代表的なものは、肺の中に取り込める空気の量を表す肺活量(VC)と、息を吐き出してから最初の1秒間の量である1秒量(FVE1)と呼ばれている数値です。
これらの値には正常の予測値があり、予測値は身長や年齢や性別によって求められます。
そして、予測値にどれほど近いかを示す指標が,%VCと%FEV1です。
特にこの%FEV1の低下は肺の気流の閉塞による病気の早期発見に非常に役立ちます。

閉塞性換気障害を呈する疾患には気管支喘息やCOPD(慢性閉塞性肺疾患)があり、それらの病名は有名ですね。
特にCOPDは近年喫煙との関係が問題視され、気にされている喫煙者の方は多いことでしょう。
%VCと%FEV1から規定されるCOPDの重症度の分類もありますので心配な方は肺機能検査を受けてみることをお勧めします。

個人的には、市町村の健康診断の項目に含められてもおかしくないくらい有用性の高い検査と考えますので、どうか、みなさんが多く関心を寄せて下さることを祈ります。


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