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医療法人社団誠馨会
千葉中央メディカルセンター

〒264-0017
千葉市若葉区加曽利町1835-1
TEL:043-232-3691
受付時間
午前8時15分〜

※来院前に必ず各科の診療時間をご確認ください。

看護師の一日の様子などもご案内

http://www.ccmc.seikei-kai.or.jp/

  • 当院は2012年10月に日本医療機能評価機構ver.6.0による認定更新をしました。

メディカルEYE

2013年12月01日発行
形成外科 部長 和田邦生
M-eye No.47 局所陰圧閉鎖療法装置が小型軽量化されました

糖尿病や閉塞性動脈硬化症などによる下肢難治性潰瘍や、外傷による難治性創傷に対して、形成外科では局所陰圧閉鎖療法を行っています(2011年8月のメディカルアイNo.19でもご紹介した局所陰圧療法は、創部にスポンジフォーム材を充填し粘着フィルムで密閉後、吸引チューブを接続しコンピューター制御による陰圧で持続的に吸引し、創傷治癒を促進させる治療法です。)。
現在までに40例以上の症例に局所陰圧閉鎖療法を行い、良好な治療結果を得ています。特に糖尿病や閉塞性動脈硬化症などによる足壊疽に対しては、従来であれば下腿切断が必要と判断されたであろう症例に対しても積極的に治療を行い、足部を残すことができた患者様が増加しました

当院ではKCI社のV.A.C.システムを使用し、局所陰圧閉鎖療法を行っています。従来型のATS型は重さ5.6㎏、大きさも40×30×20cm大と大きく重い装置であったため、装着中の患者様には移動の際などにご不便をかけていましたが、その優れた治療効果に納得していただき使用していました。2013年4月より重さ900g、大きさも12×15×7cm大と小型軽量化され高性能化されたActiV.A.C.型が登場しました。現在、当科では新型のActiV.A.C.型を使用しており、治療効果なども従来型のATS型と同様に良好です。

※V.A.C.システムを使用した局所陰圧閉鎖療法は治療効果も高く有用な治療法ですが、入院が必要であり、患者様の創部の状態によってはこの治療法の適応とならない場合や治療が奏功しない場合もあります。


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高血圧診断の盲点 早朝高血圧
2013年12月01日発行
診療技術部 臨床検査課 生理機能検査室

普段自分は高血圧ではないと思っている方の中には、血圧を一定時間の間隔をおいて一日中測ってみると、時間帯によっては数値が正常値を超えている方がいます。
夜間帯や早朝帯に高値を示したり、日中仕事をしている時間帯にストレスが原因で血圧が上昇したりと人によりパターンは異なりますが、高血圧が長期間続いた場合、様々な疾患を引き起こしてしまいます。

注目されているのが早朝高血圧です。血圧は一日のうちでもかなり変動します。個人差がありますが、正常の血圧の方では、起床後に徐々に上昇し、夕方ころにピークになり、その後徐々に低下して、深夜に最も低くなります。しかし、起床後に早朝の血圧が特に高くなるケースがあります。これを「早朝高血圧」と言います。早朝高血圧は、心血管疾患である脳梗塞や心筋梗塞の発症する確率が高くなることが知られています。
 早朝に血圧が上昇するメカニズムは、覚醒時分泌されるコルチゾールというホルモンの影響で血管が収縮する作用と、交感神経の活動が活発化し、ノルアドレナリンが分泌され血圧が上昇する作用が働くというものです。

既に高血圧の診断がされ治療を受けている方以外で、このタイプの高血圧の方は自分が高血圧だとは気付かないため、病院にもかからず状態が放置されてしまいます。やがて知らず知らずに血管の緊張状態が続いてしまい、次第に血管壁が厚くなり、その結果、動脈硬化が進行し、脳卒中などの致命的な合併症を早朝に起こすことも珍しくありません。

早期発見には、家庭用の血圧計などで間歇的に測定するのが有効です。発見された場合は降圧薬投与による血圧のコントロールで、血圧が上昇する時間帯の血圧を下げる治療が可能です。血圧計をお持ちでない方や、忘れずに測定する自信にない方には、病院で24時間自動血圧測定検査をお受けになるのもお奨めします。これは携帯型の自動血圧計を上腕に装着して一日生活していただき、一定間隔で血圧値を測定記録するという検査で、血圧の日内変動を調べることができ、隠れた高血圧の診断に有用です。当院にも、この携帯型の自動血圧計を常備してあります。診察の際に、医師にご相談ください。


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