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医療法人社団誠馨会
千葉中央メディカルセンター

〒264-0017
千葉市若葉区加曽利町1835-1
TEL:043-232-3691
受付時間
午前8時15分〜

※来院前に必ず各科の診療時間をご確認ください。

看護師の一日の様子などもご案内

http://www.ccmc.seikei-kai.or.jp/

  • 当院は2012年10月に日本医療機能評価機構ver.6.0による認定更新をしました。

メディカルEYE

2015年06月01日発行
脳神経外科・脳卒中センター 水橋 里弥
M-eye No.60 Time is Brain!! 脳卒中をおこしたら…

脳卒中とは?

脳卒中とは脳の血管が原因で急に発症する病気の総称です。脳卒中には、血管が破れることによって頭蓋内に出血を起こすものと血管がつまることによっておこる脳梗塞の二つがあります。
出血の主なものとしては、脳内の細い血管が破綻する脳内出血と、脳血管できた動脈瘤が破裂するくも膜下出血があります。
脳梗塞は、心臓内に生じた血液の塊(血栓)が血流に乗って運ばれ脳の動脈に詰まってしまう心原性脳塞栓症、脳動脈の動脈硬化によって生じるアテローム血栓性脳梗塞、脳内出血と同様の細い血管が詰まることにより生じるラクナ梗塞が主なものです。

Time is Brain!

脳卒中は緊急治療が必要な病気です。 一刻も早く正確な診断をして治療を開始するほど、よい結果が期待できます。当院では24時間365日、迅速な診断、治療ができる体制を整えています。特に、脳梗塞に対するtPA療法(発症後4.5時間以内に治療を開始)とカテーテル治療(血栓回収)を行うことが可能です。発症後すぐに詰まった脳血管を再開通させることができれば、回復を早め、後遺症を最小限に抑えられる可能性があります。

血管内治療による血栓回収術

最近、発症早期の脳梗塞治療について行われた信頼性の高い臨床試験の結果が報告され、カテーテル治療が従来の薬物治療に比べてより症状を改善することが示されました。当院では、発症早期の脳梗塞に対するカテーテル治療にも積極的に取り組んでおり、一人でも多くの患者さんが社会復帰できるよう治療に全力を尽くします。

脳卒中に関連する病気

その他、脳卒中に関連する疾患には、脳動脈瘤、頸動脈や脳動脈の狭窄・閉塞、もやもや病、脳動静脈奇形などがあります。脳動脈瘤に対しては、開頭によるクリッピング術もしくはカテーテルを用いたコイル塞栓術のいずれかを行います。脳ドックの普及により破裂していない脳動脈瘤(未破裂脳動脈瘤)が発見される機会が多くなり、このような患者さんに対してコイル塞栓術を行うことも増えてきています。頸動脈狭窄症に対しては、患者さんの状態、病変を総合的に判断して頸動脈ステントや頸動脈血栓内膜剥離術を行っております。動脈閉塞や狭窄(動脈硬化、もやもや病)により脳の血流不足が著しい場合には、症状発現を予防するために脳血行再建術(バイパス術)を行います。脳動静脈奇形に対しては、病変の部位や大きさ、出血をおこしたかどうかで治療方針は異なりますが、開頭摘出術、カテーテル治療および放射線治療を単独もしくは組み合わせて治療します。

急性期治療後

脳卒中の患者さんのなかには、発症早期の治療が終了した後も半身麻痺や言語障害などの症状を残すかたがいます。このような患者さんに対しては、当院の回復期リハビリテーション病棟でリハビリを中心とした治療を継続しながら、脳神経の専門医の管理のもと看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、医療ソーシャルワーカーなどが社会復帰に向けてのお手伝いをしていきます。


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『フレイル』
2015年06月01日発行
健康スポーツセンター 

フレイルという言葉をご存知でしょうか?

昨年5月、日本老年医学会は年を重ね筋力や活力が低下している状態、放っておくと介護が必要になるような状態をフレイル(Frailty)と定義しました。意図しない体重の減少、筋力の低下、衰弱感、歩くのが遅くなる、身体活動の減少などの特徴のうち3つ以上当てはまるとフレイルと認定されます。似たような言葉で、サルコペニア(廃用症候群)、ロコモティブシンドローム(運動器症候群)などがあります。これらが筋肉量や筋力の低下を重視しているのに対し、フレイルは疲れ易さや日常生活の身体活動量の低下、移動能力、バランス能力、栄養状態など、より広範囲の要素が含まれています。また身体的要因だけでなく、精神的側面や環境要因を含む社会的側面も踏まえているのが特徴です。

高齢者の多くは、フレイルの段階を経て、要介護状態になるため、早期発見して対処することが必要になります。加齢に伴う転倒予防や介護予防のためには、タンパク質をはじめとする栄養素の適切な摂取と筋力トレーニング、日々の活動量の増加、社会的交流を意識して持つこと、また予防接種など感染予防などが大切であるといわれています。
思い当たる方は、できることから少しずつ生活習慣を改善してみてはいかがでしょうか。


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