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医療法人社団誠馨会
千葉中央メディカルセンター

〒264-0017
千葉市若葉区加曽利町1835-1
TEL:043-232-3691
受付時間
午前8時15分〜

※来院前に必ず各科の診療時間をご確認ください。

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http://www.ccmc.seikei-kai.or.jp/

  • 当院は2012年10月に日本医療機能評価機構ver.6.0による認定更新をしました。

メディカルEYE

2010年08月01日発行
循環器センター センター長 青木 直人
M-eye No.7 現在の冠動脈治療とセカンドオピニオンについて
現在心臓病の多くを占めるのは、狭心症や心筋梗塞等の虚血性心疾患です。
狭心症は、心臓周囲の冠動脈にコレステロールが付着して血管内腔が狭くなる(狭窄)病気で、その狭窄部に血栓がついて閉塞したものが急性心筋梗塞です。
虚血性心疾患の患者数は、年々増加しており、現在では日本人の死亡原因の2番目となっています。

虚血性心疾患の治療法とは

治療方法は、軽症であれば内服治療もありますが、根本的に治すためには、胸を開いて手術をするバイパス手術と局所麻酔で細い管を血管内に挿入して治療するカテーテル治療があります。
以前は、カテーテル治療は楽にできるものの再発や合併症が多く、確実に治療するのはバイパス治療と言われていました。しかし、カテーテル治療の進歩は目覚しく、金属の網を狭い部分に留置して拡張するステント治療により合併症は減少し、更にはそのステントの表面に薬剤を塗った薬剤溶出製性ステントの使用により、治療後の再発も画期的に低下しました。これらの進歩により、現在では虚血性心疾患の多くでカテーテル治療が可能となっています。

カテーテル治療の可能な範囲は、病院によって大きく異なります。

それでは、現在カテーテルでどこまでの治療が可能になったのでしょうか。これについては、病院間で大きな差があるのが現状です。日本の医療においては、治療で使用する道具の差はありませんが、それらを使いこなす技術に大きな差があるのです。

例を挙げると、ある病院で狭心症と診断され、冠動脈造影検査を受けた患者様がいました。検査の結果、冠動脈に狭窄病変が見つかり、まず同院でカテーテル治療を勧められました。本人もバイパス手術は希望せず、カテーテル治療に同意しましたが、いざカテーテル治療を始めたところ、どうしてもカテーテルを冠動脈に挿入することが出来ずに終了し、やがてはバイパス手術が必要であると言われたそうです。その時の医師は「あなたの冠動脈は通常とは異なるため、どうやってもカテーテル治療は不可能である」と言ったそうです。普通であれば、患者様は医者の言うことを信用してバイパス手術を受けると思いますが、その患者様は、セカンドオピニオンを受けたいと医師に申し出ました。

そのセカンドオピニオンの紹介状を持参して、患者様は当院を受診されました。そこで、当院で改めてカテーテル治療を施行しました。確かに、通常よりは治療が難しかったものの、無事狭窄部にステントを留置して完治し、退院されました。もし患者様がセカンドオピニオンを申し出なければ、1ヶ所の狭窄のためだけに全身麻酔をし、胸を開いて、バイパス手術を受けていたわけです。

その他に、一般的にバイパス手術を優先される状態としては、狭窄部が冠動脈のあちこちに存在する多枝病変、古い閉塞した病変、左冠動脈の付け根の主冠部等がありますが、これらも病院の選択をすればカテーテル治療は可能です。

納得できる治療の為に、勇気を持ってセカンドオピニオンを。

情報化社会の現在でも、医療についての情報はまだまだ不足しています。自分の病気をどうやって治療していくか、それぞれの方法によってどのような違いがあるか、またどの病院にいけば自分の希望する治療が受けられるのか。
まずは、治療方針に自分が納得できなければ、勇気を持ってセカンドオピニオンを受けたい事を医師に明言するべきです。または、元々のホームドクターがあれば、その先生に相談してみるのも良いでしょう。その上で、紹介状を持参して専門医を受診するのが良いと思います。
当院の循環器科外来でも、セカンドオピニオンの相談を受けております。実際、他院で治療困難といわれた虚血性心疾患の多くの患者様が当院でカテーテル治療行い、完治して退院されています。
希望があれば、資料持参の上当院を受診下さい。


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血液検査の豆知識 〜 血液型
2010年08月01日発行
臨床検査課 

みなさんは会社の健診や病院で血液検査をされたことがありますでしょうか?
血液検査と一口に言ってもその種類は数千項目に及んでいます。
その中でも、よく御質問を受けます検査に“血液型”があります。

“血液型”ってなんでしょう?

“血液型”とは血液中の“赤血球”といわれる成分の表面構造の違いにより生じます。
一般的に血液型と言われているのは《ABO式血液型》の【A・B・O・AB】と《Rh式》の【+・-】です。
実はこれは輸血の際に問題になりやすい種類を調べているだけなのです。
病院の検査では、他にも必要に応じて色々な型を調べます。
それらには《MNSs》、《RH-hr》、《Lutheran》、《P》、《Lewis》、《Duffy》、《Kidd》、《Diego》、《Kell》……、等の型があります。
更にそれぞれの型式には複数(ABO式なら4種類)の型が存在しますので、その組み合わせは莫大な数に登ります。

さて、みなさんはその中から4種類に絞った血液型占いをどう思われますでしょうか?


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