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医療法人社団誠馨会
千葉中央メディカルセンター

〒264-0017
千葉市若葉区加曽利町1835-1
TEL:043-232-3691
受付時間
午前8時15分〜

※来院前に必ず各科の診療時間をご確認ください。

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http://www.ccmc.seikei-kai.or.jp/

  • 当院は2012年10月に日本医療機能評価機構ver.6.0による認定更新をしました。

メディカルEYE

2011年01月01日発行
内科 部長 山本 和利
M-eye No.12 急性上気道炎、インフルエンザ
気温が冷え込み、空気が乾燥する冬は”風邪“と”インフルエンザ”の季節となります。
感染に備えて正しい知識と予防の習慣を身につけましょう。

【急性上気道炎】

いわゆる「風邪症候群」とは、急性上気道炎を指します。この時期に最も多く見られる呼吸器疾患です。多くの場合、ウィルスが原因で発症します。熱発や鼻水・鼻づまり、咽頭痛・空咳などの症状が現れることがありますが、通常、1週間程度の自宅療養で自然治癒します。

―治療―
インフルエンザウィルスとは異なり、”風邪”のウィルスに対しては有効な薬はなく、「自己の免疫」の力で回復します。風邪薬とは、ウィルスを退治する為のものではなく、風邪の症状を和らげる為のものなのです。
療養時には、安静にし、十分な睡眠をとって休養すること、バランスの良い十分な栄養を摂ること、水分補給、室温・湿度の調節などが重要です。

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【インフルエンザ】

インフルエンザウィルスの感染によって発症しますが、急性上気道炎とは異なり、症状の発症は急激に起こります。症状の特徴は、鼻や咽喉症状だけでなく、突然の高熱、全身の倦怠感、筋肉痛などの強い全身症状が現れることです。
感染しているかどうかの判定は、医療期間で簡易検査キットを用いることでも確認できますが、発症直後では結果が感染と出ない確率が高くなります。発症後12〜48時間での検査をおすすめします。

―治療―
通常、高熱が数日持続し、1週間程度で回復します。インフルエンザウィルス自体には、タミフルやリレンザなどの抗インフルエンザ薬が有効ですが、効果は根本的なものではなく、また、発症後初期(約48時間以内)に使用しなくては効果がありません。検査キットでの判定結果が感染と出ていなくても、症状から医師の判断で抗インフルエンザ薬を投与する場合もあります。また、予防投与を行うこともあります。

―感染経路―
■飛沫感染
感染した人の咳やくしゃみ、唾などの飛沫と共に放出されたウィルスを健康な人が吸入することにより感染する。

■接触感染
感染した人が咳やくしゃみを手で抑えた後、または鼻水を手で拭った後に触れた場所にウィルスが付着し、そこを健康な人が触れて手にウィルスを移し、更にその手で目や鼻、口、食べ物に触れることで、結膜・粘膜を通してウィルスを体内に取り込み感染する。

―予防―
風邪のひきはじめ、特に熱発時に最もウィルスが感染し易くなります。周囲の人は感染予防に注意が必要です。家族が感染した場合は、部屋を分ける、家の中でもマスクを着用する、使用するタオルを分けるなど、予防対策をしましょう。
感染経路を絶つ予防法として、手洗いとうがいが有効とされています。その際、石鹸やうがい薬を使用することで、より効果が高まります。帰宅時の手洗いとうがいの習慣を心がけ、感染とその拡大を防ぎましょう。マスク着用のみでは飛沫感染は完全には防げませんが、咽喉の乾燥を防ぐためにも着用をすすめます。
何より、感染しにくい身体でいることが大切です。日頃から偏らない充分な栄養を摂取すること、充分な休養を取ることで免疫力と体力の低下を防ぎましょう。
一人一人が感染に気をつけること、また感染したら拡大させないよう注意することが重要です。


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健康寿命をのばす食生活5つのポイント
―世界25カ国60地域に及ぶWHO調査にもとづく食生活改善のポイント―
2011年01月01日発行
栄養課 

①塩分を控える
食塩は血管の老化を早める元凶です。
WHOでは食塩摂取量の目標を1日6g以下としています。

★健康寿命へのヒント★
調味料として塩を使わなくても、日常の食材から、食塩換算で1日3g前後のナトリウムを摂取している事を計算に入れましょう。

②動物性脂肪のとりすぎに注意
丈夫な血管を保つには、良質の蛋白質が必要ですが、脂肪を落として食べる工夫をしましょう。

★健康寿命へのヒント★
脂肪と塩の組み合わせは、特に禁物。コーカサス(グルジア共和国)の肉料理は、串焼きにしたりゆでたりして脂肪を除き、香辛料で味付けし、香味野菜や果物と一緒に食べます。

③野菜たっぷり、果物どっさり
野菜と果物は、ビタミンC・E、ポリフェノールなどの抗酸化物質やカリウムの宝庫。血管を傷めつける活性酸素を消去し、血圧を下げてくれます。

★健康寿命へのヒント★
シルクロード(中国)では収穫期に野菜や果物を乾燥保存し、1年を通して食べています。
ドライフルーツを活用しましょう。

④牛乳・乳製品を積極的にとる
牛乳・乳製品は、良質の蛋白質とカルシウムの重要な摂取源。血管と骨を若く保つのに欠かせません。ヨーグルトには腸年齢の若返り効果も期待できます。

★健康寿命へのヒント★
ビルカバンバ(エクアドル共和国)では、塩分の少ないフレッシュチーズをスープ、サラダ。炒め物などに用いて常食しています。

⑤大豆製品、魚、海藻をきちんととる
大豆は良質の蛋白質、カルシウム、イソフラボンの摂取源。魚はEPAやタウリンが豊富です。海藻が含む水溶性食物繊維は余分なコレステロールの吸収を妨げるほか、腸内でのビフィズス菌の増殖を助け、腸内の若さを保ちます。

★健康寿命へのヒント★
沖縄は食塩摂取量が日本一少なく、豆腐や昆布の消費量が日本一多い地域です。
ゴーヤチャンプルー、昆布イリチーなどの家庭料理に注目。


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