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医療法人社団誠馨会
千葉中央メディカルセンター

〒264-0017
千葉市若葉区加曽利町1835-1
TEL:043-232-3691
受付時間
午前8時15分〜

※来院前に必ず各科の診療時間をご確認ください。

看護師の一日の様子などもご案内

http://www.ccmc.seikei-kai.or.jp/

  • 当院は2012年10月に日本医療機能評価機構ver.6.0による認定更新をしました。

メディカルEYE

2013年06月01日発行
放射線科 部長 荒瀬 佳子
M-eye No.41 放射性物質で汚染された食品の人体への影響について
原発事故から2年が経過し、放射性物質で汚染された食品の人体への影響についてテレビでもあまり取り上げられなくなりましたが、その後どうなっているのでしょうか。

厚生労働省は平成24年4月に食品中のセシウム暫定基準を変更しました。(表1)

それによりますと、通常の食品量を摂取した場合、食品からの被曝量が1年間で1ミリシーベルトを超えないように計算して新しい暫定基準が設定された様です。
実際には放射性物質で汚染されていない食品も摂取しているので、国内で流通している食品を食べている限り、食品からの被曝量が年間1ミリシーベルトを超える事はまずないでしょう。しかし、新しい基準値も、あくまで暫定基準です。

発がんの相対リスクは生涯被ばく線量と相関する事は前回(メディカルEYE
No.16「放射性物質による水・食品の汚染について」)お話しました。
日本人の医療被曝量:平均で年間3〜5ミリシーベルト(放医研より)
自然放射線による被曝量:年間約1.5ミリシ-ベルト
食品からの被曝量:年間約1ミリシーベルトとすると、 
年間の被曝量は約5.5〜7.5ミリシーベルトとなり、食品からの被曝は15〜20%を占める計算になります。

単純に計算すると、事故の年に生まれた子供は、今の状態が続くと仮定すると
50歳の時点で(9.5〜11.5)x2+(5.5〜7.5)x48=283〜383ミリシーベルト 
70歳の時点で(9.5〜11.5)x2+(5.5〜7.5)x68=393〜533ミリシーベルト 
被曝することになり、発がんの相対リスクは約1.1〜1.3倍となります(原発事故による被曝だけだは無く、全ての放射性物質による被曝を考慮した値です)。

ちなみに他の発がん相対リスクは
 受動喫煙1.02倍
 高塩分摂取1.11〜1.15倍
 運動不足1.15〜1.19倍
 肥満1.22倍
 大量飲酒1.4〜1.6倍
 喫煙1.6倍
だそうです。(「わかりやすい放射線とがんのリスク」国立がん研究センターより抜粋)


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薬と食べ物
2013年06月01日発行
薬剤部 

病気のために飲んでいるお薬ですが、食べ物との相性が悪いものがあります。
一例ですが、血液をサラサラにするワーファリン®(ワルファリン)という薬があります。この薬を飲んでいる場合に納豆を食べると、薬の効果が非常に弱くなってしまいます。すぐに血が固まって血管が詰まるとはなりませんが、注意して納豆を食べないようにしてください。また、作用の似たバファリン®やプラビックス®など多くの薬がありますが、それらは納豆との飲み合わせはありません。時々、ワーファリンを飲んでいないのに納豆を食べてはいけないと思っている患者さまがいらっしゃいますが、大丈夫です。安心して召し上がってください。
飲んでいる薬が良く分からない方は、医師か薬剤師にお尋ねください。


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