多くの方々の善意と協力により、新しい薬が認められ、「助かる命」があります。
治験参加は、人と人が支え合って未来を築く一つの形です。
国(厚生労働省)から「くすり」として認めてもらうために、開発中のお薬を患者さんに使用していただき、効果や副作用を確認することが法律で決まっています。この試験のことを治験と呼びます。
多くの治験は3段階に分けて慎重に進められます
薬の誕生には10年以上かかり、治験は、まだ治療薬のない病気や、 より効果が高く副作用の少ない薬を開発するために、なくてはならない 大切な過程です。
治験は、薬事法ならびに厚労省が省令として発した「医薬品の臨床試験の実施の基準(GCP:Good Clinical Practice)」を遵守して行うことが義務付けられております。治験は患者さんの人権、安全および福祉に対する配慮が最も重要であり、科学と社会のための利益よりも優先させるべきという倫理原則(ヘルシンキ宣言)のもとに実施されます。
当院では、治験を実施するにあたり、『治験審査委員会』を院内に設置し、安全性、倫理性、科学的妥当性などを治験毎に調査・審議しています。 委員は、院長より指名された医学・薬学の専門委員、非専門委員および外部委員で構成されています。
名称 | 千葉中央メディカルセンター 治験審査委員会 |
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種類 | 実施医療機関の長が設置した治験審査委員会 |
設置者 | 千葉中央メディカルセンター 病院長 医療法人社団誠馨会 千葉中央メディカルセンター内 |
設置場所 | 〒264-0017 千葉市若葉区加曽利町1835-1 |
(尚、書式については「治験の依頼等に係る統一書式」をご利用下さい) |
治験責任医師または治験分担医師からの指示により、患者さんが治験参加によるご不安の無いように、時間の限られる医師に代わり、何度でもご相談を承ります。